ボートレースをやっている人ならみんな知っていると思うが、
「大山千広はんぱないってー!」
ほんとびっくりしたし感動した。
今回の福岡、痛恨のF2つ目を切ってしまい、さすがに今節は厳しいのかな?
と思っていたが、今日の福岡6R本当にびっくりしたし、感動した。
別にこのレースを買っていたわけではないのに、こんなに感動できる・・。
ボートもすげぇ・・。
ちょっとレース回顧したいと思う。
1号艇中谷朋子
2号艇今井裕梨
3号艇谷川里江
4号艇竹井奈美
5号艇赤澤文香
6号艇大山千広
ピット離れを5号艇が遅れて、5コースに。
フライングを切った後だというのにトップスタート
とはいえ、4号艇の竹井奈美が上手く回り、コースの分2番手に。
追いたてはするが、結構厳しい挺身
2周目2マークで薄いチャンスが。。上手く差すが、それ以上に竹井奈美がそつなく回る。
やはり厳しいか・・。
最終ターンマーク前
最後、6号艇の大山渾身の差し~、さぁ届いた!
実況が響き渡る。
少し前に出てゴール。(内側の艇)
いや、大山千広えぐいって。
最終ターンマークも竹井奈美は下手に回ったわけではなかったのに・・。
流石に23歳にして女子競艇界No1の呼び名をほしいままにしているだけはある。
フライング後にもかかわらず、TOPスタートを決め、(章典除外なのでそこまで無理する必要はない。)道中、一瞬たりとも気を抜かず、射程圏内に入れ続け、最終最後、ここしかない、というタイミングで、何年にもわたって、研鑽に研鑽を続けてきた自身の持つ最高技術を解き放つ。
この一瞬に、技術面の凄さ、メンタルの強さ、今までの努力。
もうすべてが伝わって押し寄せてきた。
それほどのものを見せてもらってるのだ。
このままじゃいかんよな・・。
23歳の女の子に、自分のあまりのヌルさを改めて気付かせていたただいた。