前回の記事でポーカープレイヤーの動画の話をした。
これから、日本でもカジノが認可されていくし、有名人がプレイヤーであることを公言していたりして、ブームが来ることは間違いない。
今のうちに腕を磨いて、稼げる時期を迎え撃つのは有りと思う。
その一方で、やはりプロは凄い。
そもそもその人は、元麻雀プロで私も知っているほどの有名人。本も数冊書いている。
結局麻雀は全体のパイが少なすぎて、より大きなパイを求めてポーカーに転身したとのことだ。
マカオに移り住んで3年。それでも、自分は平均的なポーカープレイヤーだという。
まぁ、あくまで「プロ」の中でということなのだろうが。
麻雀やポーカーなどは、当然、この組み合わせの時はヒットする、というようなセオリーは全ての組み合わせについてあるし、それを完璧にこなせるようになってもまだまだ素人。
常に自分のセッションの手を思い返し、あの場合ならどうしておくべきか、を常に反芻しているとのことだ。
マカオのポーカー卓だと、半数以上が常連かプロ。その中で生活費以上を稼いでいく必要があるとのこと。
そして、オンラインのポーカーはもっとレベルが高いのだそうだ。
例えばオンラインのポーカーでは、全てのユーザーの情報がデータベース化されているソフトがあって、そのソフトで相手のレイズ率やコール率などをウオッチしながら状況に合わせてうったり、たくさんの卓を並行して打っていて、勝てないハンドは自動的に降りて、勝てそうなハンドが来たときのみ勝負する、といった仕組みがあるのだそうだ。
で、年々レベルは高くなっていくとのこと。
なるほど。そういう世界なのだな・・。
しかし、麻雀やポーカーなどでもそういう世界ということは、競馬や競艇でも同じようなことが起きているのだろう。
麻雀やポーカーはレイトによって卓が分かれるが、競馬や競艇は全員同じレースで賭けている。
回収率100%を超えるつわものは、青天井で張る金額が上がっていくし、AIなども同じだろう。レースにおける掛け金の割合で言えば、プロ、またはプロに準ずるレベルの掛け金の方が、趣味で打つギャンブラーより割合的には高いだろう。
その中で買っていく必要がある・・。
どのギャンブルでも、「昔は緩かった」全てのプロが口にする。
自分が「今」、どういう世界に身を置いているかは、常に意識する必要があるのかもしれない・・。