今年からボートレースの舟券購入をしているのだが、気がついたというか、改めて思うところがある。
今回、ボートレースに嵌まれたのは、マイページから、注目レーサーを登録して、そのレーサーの出走レースを中心に買っているからだ。
競馬も、最初は注目している馬のレースを買っていた。
思い返せば、高校生の時、深夜のサンテレビで、競馬というものを知った。
その時は、周りのみんなが知らない大人の世界を垣間見た気になったのかもしれない。それからしばらくレースを、見るようになった。
その時、不思議なのだが、勝った馬ではなく、不利を受けて負けた馬の方が印象に残るようになった。
すると、意外なくらい印象に残ってる馬が活躍してくれたのだ。しかも高配を伴って。
これが私が競馬に足を踏み入れる第一歩だったと記憶している。
いま、競艇も狙ったレーサーのレースを、見ている。そうするとやはりよく当たるのだ。
しかし、その気になって、全レースを予想すると当たらない。面白いほど当たらない。
で、ピンときた。
狙ってるレーサーは元々上手いレーサーだったり、何かしら特別な武器を持つ強みを持つレーサーだ。
で、その上手いレーサーが、更に条件の嵌るレースかどうかを判断してレースを見る。
競馬もそう。不利を受けて負けた馬は、そもそも不利がなければ、そのレースを勝てる力のある馬。その勝てる能力のある馬が勝てる組み合わせ、展開かを判断してレースを、見ていた。
全馬を対象にして馬券を買う場合と、そもそも勝てる能力のある馬を対象にして馬券を買う場合と。
どちらが当たる確率が高いかは明らかだ。
馬鹿でもわかる、というか、私でもわかる。。
つまり、馬ありきでレースに参加する場合と、レースがあるからレースに参加する場合とでは、全く当たる確率が異なる。明らかに違う種目なのだ。
勝てる能力のある馬が出ているレースを買うのはあくまで最低条件で、その中でも、その馬が得意とする季節、天候、コース、展開、ペース。。。それが合致したレースを買う。
それが(勝つための)競馬、競艇なのではないか?
それが、馬券師の最低レベルではないか?
馬券は難しい、馬券は本当に当たらない。その答えの一つを掴めそうな気がしている。
なんか、100周ぐらい回って、30年という時間を使って、またスタート地点に戻った気もするのだが、
それでも101周目はやってくる。
101周目、トップでゴールに飛び込みたいものだ。